どきどきはらはら犬の散歩・・・第1話「うをっ」

我が家では犬を1匹飼うとります。

鳥取県の海岸で捨てられていた白い犬でございます。

心ある人がこの犬を保護された、ということを知り、

知人の手ほどきで、その犬をうちが引き取ることになりました。

その保護された方は、わざわざこの犬を車に乗せて、

9号線をえんやこらえんやこらと連れてきてくださったのでございます。

この犬、名を




さくら



と申します。

以後、お見知りおきを。

鳥取県生まれ・・・だけあって

なんとなく、泣き声に出雲弁がはいっているような気がします。

まったく気のせいでございます。はい。





さて、

毎夜毎夜、さくらと一緒に散歩をしとります。

だいたい時間にして、早ければ22時までに。

遅いときには23時30分を過ぎることもあります。

夜がとっぷりと暮れたころでございます。

草木の眠る丑三つ時・・・・

とも申しましょうか。

でも丑三つ時は午前2時とか午前3時ですから

少し間違った

いや、かなり間違った時間表現でございました。

すみません・・・。


ともかく真っ暗闇の中を、

私と

さくらは





とぼとぼ・・・と、散歩をしておるわけでございます。








夜の町というのは・・・





時に驚くような顔を見せるのでございます。









そう、驚くような顔・・・・










実は、

わが家の近くには







ラクタを好んで集める、少し怪しげな老人が住んでおられます。









ラクタ・・・

壊れたストーブ



スクラップ



壊れた自転車の部品









ああ・・・リサイクルやなあ・・・・






うまいこと金になっとるんやろかなあ・・・





そんなことも思い浮かぶこともございました。


夜の驚く顔・・・・


















ラクタのなかに・・・・

























おかっぱ頭の女児のマネキン頭部が1つ






























うをあっ!!










夜に驚いた私の顔でございました。




嗚呼アメイジング・・・・

ところで何でこないなモンがあるねん!!

嗚呼びっくりした!ほんまに!!

飼い主がびびっているのに

それでもさくらは尾を振っていました。

ああ、のんきなヤツ。