微笑む女児

本日は堺市駅に出張だったので、9時過ぎ鳳発の関空快速に乗車。
さすがにこの時間だと通勤客はほとんどいない。
だから1つの車両にはいろいろな事情の人が見受けられる。
キャスターを脇に置いている客
学生っぽい若者
これから市内に出かけようかという中年女性の群れ
仕事の用事っぽい男性や女性
十人十色とはまさにこのことかと感じる。
そんななかで、堺市駅に到着した。

私はいつもどおり、というか、堺市駅にもともと用事があるので、あらかじめドア傍に陣取っていた。

ドア傍に立っていると、ホームに電車が入ったときに、自分自身に余裕があると、
ホームで待っている人の表情をうかがうことができる。

そこで、母親と一緒に3歳か4歳くらいの女児がホームで待っている姿を前方に見かけた。
十人十色とはいえ、小さくかわいらしい女児は、そこに立っているだけなのに、やはり目をひくものだ。
その子が、ちょうど私が立っているドアのところの乗り位置に立っていた。

電車がゆっくりと、ホームにはいっていく。



女児の目が見開き、らんらんと輝きが増すのがわかる。



電車が速度を落としていく、
そのスピードにあわせて、




輝いていたつぶらな瞳が細くなり、




口元が緩む。




ドアが開く。





女児の口元もかすかに開き、白い歯をみせた。




何がおもしろいのだろう・・・?
たかが電車なのに、どうして子どもというのはこんなことごときで目を輝かせて、
楽しみことができるのか?
と思うが、

小さな出来事にも感動できるのは、
子どもの特技なのだろう。

その感性に、




万歳!!