目の前に空いた席

本日、18時32分天王寺発和歌山行きの快速電車に搭乗。
案外空いているこの電車。つり革もって、愛読書
ビッグコミックオリジナル
を読みふけっていた。
最近、頑張っている
ビッグコミックオリジナル
なぜかってーと、
釣りバカ日誌
が、邦画ロングランを達成しているし、最近では
弁護士のくず
がドラマ化され、豊川悦治が主人公として活躍している。
浦沢直樹執筆の
MONSTAR
は、秀逸なアニメ作品となったし、確かマンガ作品でもレベルの高い賞を受賞していたと思う。
ALLWAYS三丁目の夕日
も、映画化されて大ヒットっ!!
今度はなんと、
PS羅生門
がドラマ化される。もう連載は終わっているのだけれど、舘ひろし木村佳乃が主人公ですよ。
アニメ化、と、ドラマ化、どちらが業界的には良いのだろうか??
メディアが経済的効果を追求する際、その媒体というか一種文芸作品を世間に流布し、社会現象を起こすほどのブームを形成するのに、どういった媒体、表現方法が効率的なのだろうか。
ある意味メディア業界そのものに焦燥感が見え隠れしているような感を受ける。

要するに

ドラマとアニメ、どっちがよう儲かりまんねん

ということだ。
大いなる疑問。

ま、横に置いといてー
とにかく、私は好きだ
ビッグコミックオリジナル
媚びた感が無いし、考えてみたら
ジョージ秋山
や、
弘兼憲史
や、
浦沢直樹
や、
水島新司
村上もとか
尾瀬あきら

わわわ、なんという作家陣だ。
いまさらながらスッげーっ!!!

最初、立ち読みからスタートしたのに、
いまや私の中では、愛読書
少年マガジン
を凌駕しているといっても過言ではないのだ・・・

しかしま、7年ぐらい前からオリジナル、読み始めて
なかなかいい作品がそろっているぢゃあないか、
とほくそ笑んでいたところ、アニメ化ドラマ化、映画化などなど・・・

うれしーじゃあーりませんかー

ね、何か自分の子どもがほめられているみたいだー

さて、肝心の話だ。

はんわトレインに乗って天王寺から出発。
堺市
では、目の前の席の人、すわったまま。
次の三国ヶ丘、すなわち私が鳳で降りるというのだから、
一駅
残すところである。そこで目の前の人が、
降りた
そうすると、目の前の席が
空く。
私の右隣は、

中年オヤジ

だから、別にいたわる必要まるでなし。

左隣は、

2人でキャピる女子高生

だった場合、私、すなわち


朝早くから仕事に出向き、一生懸命働いて疲労困憊の労働者。すなわち、日本を支える労働者


たる、このかけがえのない立派な私に、
目の前に空いた席に優先権が与えられるのは、議論の余地がないところだ。

私は、堂々と、目の前の空席に座ればよい。

誰も私を責めない!

いや、



責められない!!




なのに。


なのに。



どうして気まずくなるんだろう・・・

座ったとき。




目の前に空いた席がある。


それは、


とても、






人を困らせる。