落書き

午前8時27分鳳発天王寺行き快速電車に搭乗っ!

読むものもとりあえずなかったので手持ち豚さ、いや無沙汰で
流れる風景をながめていた。

堺市駅に着くまでの数箇所、壁もしくはシャッターに、多くの
落書き
が見受けられた。なかには、病院の壁で、落書きを消すために白いペンキで塗りかぶせられているところもあった。

なぜ、落書き、というのだろう・・・。ふと考えてみた。
「『落書き』」は中世から近世にかけて、政治・社会や人物(権力者)などに対し、批判や社会風刺を述べた匿名の文書のことで、人目につきやすい場所に落として人に拾わせたため、この名がついた。」とある。

風刺、ということは、それだけ社会をよく観ているということだ。

だが、落書きをするような人たちには、そういう姿勢は見えない。
ただ、自己満足、に浸っているだけなのではなかろうか。

本来的な意味とかけ離れた現代の様相・・・
少し、嘆かわしい・・・。