ピーピング・ザ・ブラックキャット

午前8時30分鳳発天王寺行き快速電車に飛び乗った。
なので、非常に乗車位置が悪すぎ。
おかげで天王寺駅ホームで相当距離を歩かねばならんくなった。
一番、北側。すなわちまっすぐいくと、とにかく安いくせに
妙に美味いうどん屋につきあたるホームだ。
そこを、中央出口に向かい、結構多いかも・・・
という人ごみにまぎれて
てくてく
と歩いていると、
ホームからちらりと
黒くって細長い何かが見えた。
なんだ?
と、ホーム下をのぞきみると、
黒猫君
がいた。優雅にねそべって、毛づくろいをしながら、
しなやか〜に、しっぽをふにゅふにゅ動かしておる。
人間様が、ホームから落ちてなるものか、と心配して覗き込み、
その下では
優雅な姿勢
で、
優美な顔つきで
眼光を光らせている
黒猫君。
性別不詳の
黒猫君。
君には、紳士にふさわしい、
ブラックキャット
と英語名をくれてやろう。
そう、
別にオレは名付け親になりたくはないのだが。
しかし、
あの優美な顔つきと眼光には、
負けてらんないね。
でわ。