前に出るのは誰

8時27分鳳発快速電車に乗っちゃった。
さて、本日はようやく愛読書
ビッグコミックオリジナルを入手。冒頭が高橋留美子
ポジティヴクッキングという読みきり作品だった。
最近、るーみっくワールドは、こういう健全青年誌においては、
リタイヤした親の面倒を見るの見ないの、熟年夫婦に起こりがちな問題などをテーマにした読みきり作品が多く、編集の意図を感じてしまう。
ま、それはさておき。私の楽しみを堪能するため、どうしても今日は、
いつものポジションではなく、読書ができる体勢をとる必要があり、
そのためにも扉際ではなく、シート前を確保した。
前には私より10歳程度上くらいの中年さん(男)がお座りになったおられた。
さて、マンガを読んでいる時の私の集中力は自慢ではないが、
ものすごい
よ。まさに時間の過ぎるのが速く、通勤電車内の独特の疲れた雰囲気をよそに、
かろやかに経過。天王寺駅に着いた。
そこで
中年さん(男)すっくと立ち上がった。
ちょうど私が広げていたマンガに頭をぶつけた。
すんません
軽く謝り、中年さんは、網棚の自分の荷物をさっととり、
そのまま
私が開いた扉から出ようと心構えをし、待機しているその前に
すっ
と、入った。
私の心は
著しく騒いだ。

「おいおい。ここまでずっとずーずーしく座って来ておきながら、
降りるときも優先様かよ。ずーずーしたにもほどがあるってもんやろ。」

と、とりあえず心で唱えた。

これってどう?

座っている人って、も ちょっと遠慮せーよ。

せめて、降りるときには、自分の目の前で立って居た人よりも後ろにつくべき違うんかいな。


って、思いません??

座って楽して、降りるときもまた楽。

ありえん!!

と、むかむかしながら外に
中年の後
に!!悔しいけどっ!!

でもね。

中年さん、速攻で走り始めやったんですわ。

なんや。急がしかったんかいや。

そう、気づくと。

中年さんに対しての私の思いは、
やや邪心だったかな。
そういう反省の気持ちも芽生えるものだ。

だが、
お互いに気持ちの良いマナーは
身に着けておきたいものだ。
自分も当然、自戒しながらねー。


ほいでわ。